安全帯の装着が義務付けられている

高い所で作業する人には必ず安全帯の装着が義務付けられています

安全帯と言うのは落下防止のための命綱です。

少し前までは文字通りのロープが命綱として用いられてきました。

それはちょうど犬の散歩のリードのようなものです。

とは言え実際に落下したときに、細いロープで体全体を支えることには限界があります。

体格の良い人であるならすぐに切れてしまうに違いありません。

現在はフルハーネスと呼ばれるものが用いられています。

体全体を支える仕組みになっていますので、高いところから落ちそうになっても体を支えてくれます。

ハーネスには寿命がありますので定期的に交換して常に良い状態のものを使用しなければなりません。

夏の暑い時期にハーネスをするのはめんどくさいと感じるかも知れませんが、命を守るための大切な命綱ですから必須アイテムです。

ハーネス以外にもヘルメットや安全靴も不可欠です。

ヘルメットをかぶることにより頭部の損傷を避けることができます。

腕や足を損傷するのも大変なことですが、頭は特に大切な部分ですから保護が必要です。

安全に充分気をつけて作業を行う事は、スタッフすべての任務でもあります。

納期が迫っているときはつい焦ってしまい、ヘルメットやハーネスの装着がおろそかになることもあります。

気の緩みが大きい怪我につながることもあるので、細心の注意を払って対策を実行しなければいけません。

自分と他の人の命を守るために欠かせないステップです。

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